今回はメンズアンティークウォッチ、モーリスのご紹介です。
こちらの時計は1950年代に製造された時計で、ブランド名はMOERIS (モーリス)。
1800年代後期にスイスで創業されたブランドで、当時は高い技術力により数々の特許を取得しながら成長し、
1950年代半ばあたりは、日本の国内時計メーカーにムーブメントのパーツを供給するなど、先端技術の企業だったとの事。そんなモーリスは1970年代に現在のティソに吸収合併された為、現在では、同ブランド名での時計は見る事がなくなりました。
そんなモーリスの全盛期に作られた手巻き式の時計を今回は注目してみました。
少し細めのリーク針にアラビア数字。飛び数字で金色のドットもアクセントになって良いですね。さらに外周のレールウェイにスモールセコンドも王道ではありますが、とても惹かれるデザインです。
ラグも一見、ステップラグのように見えますが、ラグの真ん中に1本の溝が彫られ拘りが伺えます。
文字盤をズームして見てみても、全体的なバランスの良さが見て取れます。
ケース径は35㎜。大きさの好みは人それぞれだとは思いますが、筆者的には充分なサイズ感だと思います。
有名でなくとも、また高価でなくとも、オリジナリティ溢れる自分だけの1本が見つけられるのもアンティークウォッチのならではの魅力ですね!
● MORIES / 商品番号:D7682 / 手巻き式 / 18KYG / 税込価格: 242,000円
お問合せ:TEL03-3289-8989
bnginza@shellman.co.jp
11:00-20:00
シェルマン バーニーズニューヨーク銀座本店1階