オメガと私 その1

オメガと私 その1

「2022 SUMMER VINTAGE OMEGA COLLECTION」に寄せて


2022 SUMMER
VINTAGE OMEGA COLLECTION
May - JUNE

画像は東京オリンピック開催の年、1964年の東京杉並の風景です。(筆者宅 6歳 プリンス自動車スカイラインの前で)
まだまだ道は舗装されておらず下水道もいきわたっていません。トイレは汲み取り式。そんな時代が1960年代です。6年後には大阪の万国博覧会開催、東海道新幹線が新大阪まで開通し首都高速道路が整備されゆく高度成長時代でした。

1960年代のカタログ(筆者個人蔵)があるので改めて見ると楽しいですね。兎に角、当時のライターさんの表現が素晴らしいです。「生涯持つことに誇りを感じる時計オメガ」「無類の精度 最高の風格コンステレーション」、今ならブレスレットと表現しているものが「クサリバンド」と新鮮ですよね。スピードマスターの2ndモデルの価格にもびっくりです。フェア期間中にこのカタログを手に取ってご覧いただけます。

さて「オメガと私 その1」ということで「マイファーストオメガは?」それはオメガ スピードマスター プロフェッショナル5thモデルです。映画「小さな恋のメロディー」でマークレスター氏が映画雑誌のグラビアでそれを着けていて「これだ!」ということで中学1年の時に祖母に買ってもらいました。当時9万円した記憶があります。生意気ですよね。

当時の大卒初任給が39,900円(現在の価値換算で約14万円)
参考文献 https://middle-edge.jp/articles/I0000190

その後お年玉、スポンサーなどからかき集めて購入したのが「オメガ ジュネーブ ダイナミック グレーダイヤルにオレンジ色の秒針」(約4万円と記憶)と「オメガ ジュネーブ クロノストップ ブルーダイヤル」(約3万円と記憶)中学3年生までに購入しました。それ以降時計に対する情熱は冷めることはありませんでした。時計屋さんからカタログをもらってはスクラップブックに整理したりと….

「ジュネーブ」シリーズは、当時オメガがヤングエリート層に浸透させるべく発表したモデルで幅広いデザイン展開がありました。今回ご紹介する時計は純正ボックス、オリジナルバックル、純正ベルト付きの時計です。

金張りですので過度な磨きが入っていないので発売当時のシェイプをキープしています。リーフ針にブレゲ数字インデックスにカレンダー付きであることからヤング層よりむしろミドル層を狙ったものかも知れません。

文字盤の「Geneve」がやはり懐かしいです。

バックルもオリジナル。初めてのヴィンテージオメガとしてもおススメします。

カラフルなポロシャツにも合いそうです。ベルトの素材、カラーをチョイスするのも良いかもしれません。


オメガ OMEGA
D74421970年代
GF/SS オリジナルバックル、純正ベルト、純正ボックス付き
Geneve Ref-1660168 Cal-1012 自動巻き
価格:286,000円(税込)


お問合せ:TEL03-3289-8989 
bnginza@shellman.co.jp
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シェルマン バーニーズ ニューヨーク店

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