1967年製のパテックフィリップの紹介です。Ref.3514の18金ホワイトゴールドのモデルです。
この3514のフェイスは、3445に似ているので、ぱっと見ると一瞬間違えそうです。35㎜の3445に比べると一回り小さい33.5㎜のケース径の時計です。個人的にはこのサイズが好みです。シンプルなデザインの時計ですが、腕の上に乗せると抜群の存在感を放ちます。

3445との見た目での一番の違いは、このラグの形状になります。3445は正面から見ると直線的な角ばったデザインのラグで、これに対し3514は弓なりに傾斜した少し柔らかな印象を持ったデザインになります。正面から見たラグの形は王道のカラトラバケース(Ref.96)に似ています。※横から見ると、96に比べると丸みが少なく若干シャープな印象です。

リューズにはしっかりカラトラバマークも健在です。綺麗なムーブメントはOH後の時計の為、見る事は出来ませんが、自動巻きの銘機、27-460が搭載されています。ケースのコンデションもなかなかの個体です。

尾錠も18金ホワイトゴールド製のPPのオリジナルです。

文字盤のコンデションもなかなか良いと思いますが、唯一気になるのは、57分~58分付近の傷?、汚れがちょこっとあります。肉眼では気にならないレベルの物ですが、このへんは個人差があると思いますので、気になる方は店頭でご確認ください。

3445よりも入荷が少なく、トータルの印象としては、このコンデションでこのプライスなら有りだと思います。場所を選ばずさりげなく着けられるホワイトゴールド製のパテック、是非店頭にてご試着ください。
管理番号:D9343 / パテックフィリップ / 18金ホワイトゴールド / 自動巻 / ケース径:33.5㎜
SOLD
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11:00-20:00
シェルマン バーニーズ ニューヨーク銀座本店1階