
※上の写真はミネルヴァが現在も社屋を構えるスイスのジュウ渓谷です。
ミネルヴァといえば、パテックやオーデマ、ヴァシュロンといった所謂三大ブランドでさえ製造が難しかった、ヴィンテージにおいては数少ない自社製クロノグラフを生産しているブランドです。
2006年からは、リシュモングループである筆記具でも有名なモンブランの一部門となっています。
デザインと存在感
まず目を惹くのが、マットなブラックダイヤルに焼けた夜光のアラビア数字。そしてダイヤル全体に広がるエイジング。いやー実に男くさい!!この男くささ刺さる方が多いのではないでしょうか。(笑)
ミネルヴァのクロノと言えば、上下に離れたプッシャー。(もっと間隔が近いメーカーが多いように思います)個人的にはプッシャーが離れたいる方がとても美しく見えます。

サイズは34㎜。2レジスターのクロノグラフで、左がスモールセコンド、右が30分積算計。外周にはタキメーター(速度計測用)スケールが配されており、当時のスポーツ計測や軍事用途でも活躍していんでしょうかね。

Cal. 13-20CHを搭載。
ブレゲひげゼンマイと17個の受け石を用いたコラムホイール式の高級ムーブ。
1923年に最初に製造されたこの時計は、1940年頃に30分または45分の積算計を備えた、2プッシャーのデザインに変更されるのですが、その前はワンプッシュクロノグラフとして設計され販売されてたようです。

昨今様々なブランドが過去のアーカイブを復刻したり、再解釈というような(オーデマのリマスター02やカルティエのアギシェなど)事を目にする事も多くなりましたが、こういった真似できない「本物の」魅力を日々見れる環境で事を改めて幸せに思わされました。(笑)
話がそれましたが是非ご検討ください。

商品番号:D8884
1940年代
手巻き
素 材:SS
価 格:990,000円(税込)
お問合せ:TEL03-3289-8989
bnginza@shellman.co.jp
11:00-20:00
シェルマン バーニーズ ニューヨーク銀座本店1階